0から始めるAndroid1.5 ~初級編 STEP1:開発の章~

次は、プログラムに手を加えて簡単なアプリケーション開発に挑んでみる。
今回のポイントは以下の通りである。
1.簡単な画面レイアウトを作成する
2.イベントハンドリングを理解する(ボタン押下時)
3.アイコンを変更する

それでは、『占いアプリ』を例題として作成してみよう。
機能として、ボタンを押下すれば占いの結果を表示するだけのシンプルなものとする。
また、画面遷移は行わないものとする。

1.簡単な画面レイアウトを作成する
画面には、タイトル・ボタン・占い結果を配置する。
タイトル及び占い結果は、読み取り専用なのでラベル(TextView)とする。




2.イベントハンドリングを理解する
onClickイベントの挙動をonCreate処理内で実装するので、
初めて見たときは違和感を感じてしまった。
スタティックなインターフェース内で抽象メソッドを宣言して、
その処理を業務アプリケーションで実装するという手法があることすら知らなかったからである。
最初は以下の要点だけでも掴めていればいいだろう。
画面項目を取得して、その項目に対するイベントハンドラーを構える。
そして、イベント発生時の処理を記述する。



3.アイコンを変更する
メニュー画面に表示されるアイコンも自分専用に変更したいので、
アイコンを作成できるフリーソフトを探してみた。
ico形式のアイコン作成ソフトと、
それをpng形式に変換できるソフトがあったので利用させて頂くことにした。

http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/amuse/se346624.html

http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se242146.html

作成したアイコンファイルをres/drawable配下に格納する。
ファイル名を変更した場合には、AndroidManifest.xmlのアプリケーションタグにある
icon属性をそれに合わせて変更するだけでよい。